カウンターの一番奥の席
午前4時30分起床。浅草はくもり。久しぶりに「餃子の王さま」に餃子を食べにいったのだ。いつものように並ぶが、皆さんソーシャルデスタンスを(少しは)心がけているようで、ちょっと距離を保っていた。この日はなぜか人の多い日で(いや、これが正常なのか)、暫く待った。
漸く、あたしらはカウンターの一番奥に座ることができた。カウンターの奥は、狭いカウンターに中では飛びっきりいい場所なのだ。ここは右側にある一人分の机を自由に使えるのである。つまり、あたしと家人の荷物をそこに置いたのだ。ついでにマスクもである。
ビールを呑むのか餃子を食うのか
この日のオーダーは餃子だけである。餃子をズバリ6人前もらう。その前にまずはビールなのだ。ビールはやっぱりまずい「アサヒスーパードライ」にする。このまずいビールがあたしは好きだ。さっそくコップにもらい、キューッと呑む。いや、やっぱりまずい!このまずさが好きだ!
そして餃子は、まずはと3人前が届く。熱々のこの餃子を見るのは何ヶ月ぶりのことだろう。小さな皿にラー油と酢と醤油を入れると早速それにつけてかぶりつく。イヤーうまい!。食べ始めると、ビールのことは忘れてしまっているかのように食べる。家人に、ビールを忘れているわよ、と云われてしまう。
そうか、とまたビールを呑む。いやこのまずさがいい、とまた云っている。そして残りの餃子が届く。3人前だ。いや、これも食うのだ。2人で合計3人前、ビールは大瓶一本がまだ残っている。それをコップにいれてキューとやる。この昼間からビールが飲める感覚、いや久ぶりと喜んだのだった。[浅草グルメ]
餃子の王さま
東京都台東区浅草一丁目30-8