他人丼他人丼


身体(糖尿病)に良いものばかり食べているとなにかこころが落ち着かないのだ

午前3時10分起床。浅草はくもり。今日は「他人丼」なのだ。勿論「墨田区役所 食堂」でランチなのだが、今日は蕎麦は意識的に止めた。蕎麦は食べ始めると止まらない。昼に「墨田区役所 食堂」で蕎麦を食べ、夜も家で蕎麦を食べる、という生活が3日も続くと、あたしの血糖値は安定しても何か心は落ち着かない。

その心が落ち着かない理由は、身体に悪いものを食べないせいだ、と思っている。

かれこれ半世紀以上、身体に悪いものを食べ続けてきたでいで、見事にあたしは糖尿病になり、糖尿病性網膜症を煩い、脳梗塞にもなった。身体(糖尿病)に悪いものは食べなければ良いのであるが、身体に良いものばかり食べているとなにかこころが落ち着かないのだ。

他人丼

それでたまには「丼物」を食べる。「丼物」と云ってもご飯は3分の1だけをもらい、その3分の1もホンの少しだけを食べる。「丼」の頭だけを食べるのである。だから正確には「半分しか身体には悪くない食べ物」ということになる(たぶん)。この「他人丼」もそんなものだ。

いつもついてくる味噌汁を飲みながら早速食べる。「他人丼」と対比出来るものは、ご存じの通りの「親子丼」だが、「他人丼」とは豚肉をタマネギと一緒に割下で煮て「たまご」でとじてご飯の上に乗せたものだ。

「他人丼」の名前は知らなかったが、この丼は若い頃はよく作って食べたものだ。好きか、と聞かれれば、好きでも嫌いでもない、と答える。でも、たまに食べると、若いころのあの食欲を、ほんのちょっとだけ思い出すのだ。[浅草グルメ]

他人丼

墨田区役所 食堂
東京都墨田区吾妻橋1丁目23-20 墨田区役所1F