東京は4000人を超えた
午前5時30分起床。浅草は晴れ。東京都のコロナウィルスの感染者が(7月31日に)4000人を超えた。はっきり云って、どう云えばいいのか分からない状況が続いている。オリンピックでメダルのバーゲンセールかと喜んでいるかと思えば、方やコロナウイルスに戦々恐々の日々がある。
一体、なにがこんなにおかしな状況を作り出しているのだろう。ひとつ云えることは絶対にあたしのせいではないということだ(笑)。オリンピックもコロナもあたしが持ち込んだモノではない。あたしらはただ国の決めたことに従順に従うしかない。これが日本に住んでいるという現実なのだ。
ただ、日本は嫌いではないではないし、むしろ好きである。ただ日本を今のようなかたちにした人達は嫌いだけれど。台東区はなんとかワクチンの接種が間に合っているかな、と云うところだが(あたしは7月27日に二回目が終わった、家人も息子も一回目は終わっている)。でも感染者は減らないような気がしている。
湯あがり三十路ではダメな理由
そんな中、「うどん星人二合」さんから「湯あがり娘」が届いたのだ。何時もは隅田川の花火大会を見ながら食べるこれも2年続けて花火は無しだ。2年続けて何もない浅草というのは(あたしは)経験はない。浅草は毎月何かが行われていた処なのにな、と思う。これじゃどこに居てもいいじゃないかとも思う。
しかし「湯あがり娘」だ。この枝豆は茹でた時に部屋中に広がる、枝豆の香りがたまらなくいい。必ず団扇で扇いで粗熱をとるのだが、そのときの土の香りを含んだ甘い青臭さが、鼻孔を「むっ」と刺激する時間もまた好きだ。ざるに粗塩を振り、速攻で茹で上げをいただいてみた。
毎年いただいていてるこの「湯あがり娘」は、なんと云って名前がいいのである(笑)。この名前のお陰で、その娘のような枝豆を一段とうまく感じる。「湯あがりおやじ」や「湯あがりばあさん」ではいけない。「湯あがり三十路」ならいけそうだが若さが足りないかと思う(あたし的には大好きだが)(笑)。
今年は、家人が用意してくれたビールを呑みながら「湯あがり娘」を楽しんだ。正にこの枝豆は娘さんなのだ。緑色の躯体を指ではじくと豆が出てくる。その豆を無限ループで口に入れる。それは茹であげた枝豆が消えるまで続くのだ。いや、久しぶりに豪快に食べた。この枝豆に感謝なのである。
- 枝豆は洗わずにボウルに入れて塩をふり、よくもんで15分から30分ほどおいてなじませる。
- 塩を洗い流す
- 沸騰したたっぷりのお湯(枝豆250gに対して、お湯1リットルと塩大さじ1)に枝豆を入れ、ふたをしないで強火で茹でる。
- 茹で時間は5分が目安。少し固めがちょうどよい。
- ざるに上げて水気を切り、冷ましながら、まだ温かいうちに塩を振って混ぜる。団扇で扇いだり、冷房に風を当てて急速に冷ますと色よく仕上がる(水で冷やしてはいけない)。