かあつきかあつき


あかつき

午前4時5分起床。浅草は晴れ。金曜日の午後、「松坂屋上野店」に行っていた家人が偶然に見つけたのだ。それは「あかつき」と記されたタグが貼られた「桃」だった。勿論、福島産だ。うわー「あかつき」が出ているぞ、と喜び勇んで「あかつき」の初物を二個買ってきたのだ。

一つ一つが大きいのは「松坂屋上野店」で売るためのだろうが、先に福島から送ってもらった「暁星」に比べると二回り程は大きいし、その皮の色も少しだけ「暁星」の比べると薄いようだ(「あかつき」の方がより「桃」に近いと云える)。しかし紅くみえる肌が美しい。

福島の桃は袋をかけないで育てている。太陽の光を当てて赤くし「あかつき」ができあがる。日光を沢山浴びて育ってきてあたしたちの前に現れる。早速一個を食べてみる。果肉はより中心部に赤実が強くなる。果肉全体に赤実がある「暁星」とは違うがこいつも抜群にうまいのだ。

福島から届いた桃

だが、喜んで食べていたら「あかつき」が福島から届いてしまったのである(笑)。それも七個だ。家人の実家からである。福島からやってきた「あかつき」も大きい。いやでかいと云ったほうが相応しいし、その桃色の肌に惚れ惚れとする。そして今日はこの福島からやってきた「あかつき」も食べる。

だれがなんと云おうと、身体に悪いと云われても食べ続ける。あたしは自分の病気のこと(糖尿病)は忘れない。でも食べているのだが、いつも何気に食べている「あかつき」を、こうしてブログに書くのは特別な思いがあるのだ。あたしの名字の「桃」とは「あかつき」のことだ。勿論、あたしの「桃知」という名字は当て字であるな(笑)。

あかつき

箱のタグ

松坂屋 上野店
東京都台東区上野3丁目29-5