本日のお刺身プレート「マグロ切落し」 本日のお刺身プレート「マグロ切落し」


蕎麦が恋しいのに

午前6時50分起床。浅草はくもり。この日は迷ったのだ。どこでランチを食べようか、と。まずは「ゆで太郎」に行けば何故か一杯であり、隣の「松屋」も「ニューラホール」もみんな一杯であった。こんな時は10分時間待てばいいものを、なぜか面倒臭いおやじが出てきて、プンプンしながら横断舗装を渡り始めていた(笑)。

「なんでみんな混んでいるんだ!」なのである(笑)。そして前々から気になったいた店の前にいた。店の名前は「下町のお台所 居酒屋なごみ亭」である。この店はいつからここにあるのだろう、と考えると、確かに脳梗塞の前には「パン屋」のはずだった、とその黄色い看板をしげしげと眺めた。

それに何故にランチなんだ、と思う。ランチなんていつの間にやっていたのだ。ここは居酒屋のはずだが、今日はこの店に入ることにしたのだ。だが店の前で考えるのだ、何を食べようかと。やたらとごちゃごちゃとした店舗前、そんな中、メニューを見る。今日のランチは蕎麦のはずだっったのに、と未だ蕎麦が恋しいのに。

本日のお刺身プレート「マグロ切落し」

メニューの中で一つだけ気になるものがあった。「本日のお刺身プレート「マグロ切落し」」と書いてある。だいたい「お刺身プレート」って何だろう、と考えてしまった。プレートは分かる(つもりだ)、そしてお刺身も分かる(つもりだ)。でもお刺身がプレートに乗っているのは如何なんだと思った。

まあ、ついでだ、とこれを頼むことにした。どうせ今日はついていないのだ。こんな時は面倒臭いおやじのままランチも頼んでやると思っていた。店内は流石に薄暗い、居酒屋であることがヒシヒシと伝わってくる。あたしは一人掛けのテーブルに通された。早速、「本日のお刺身プレート「マグロ切落し」」をお願いした。

勿論、「ご飯は少なくして下さい」、と云うのを忘れてはいない。この「ご飯は少なくしてして下さい」は、ちゃんとご飯を食べる為に云うのである。しかし、その量は必要なだけを食べる。だから「半ライスですね」と答えが返ってきた時には素直にそれに従うのである。いや、あの面倒臭いおやじは何処へ消えたのだ(笑)。

女性がつくったプレート

最初に、湯飲みに「スープ」が出てくる。ほおーっと「スープ」を呑む。そして「本日のお刺身プレート「マグロ切落し」が登場だ。あたしは、なるほどこんな風になっているのか、と納得した。刺身という名の切落しはまさに切落し以外の何物でもなく、それに目玉焼きとナポリタン、それから少々のサラダ(のようなもの)がついてくる。

それにお新香とデサート(これは流石に手をつけなかったが多分コーヒーゼリー)が小さな容器に入っている。まるで女の子がつくった「ままごと」のような料理が並ぶ。それも当然で、これをつくってくれた方は女性なのだ。なるほど、これは食べれれるランチであるな、とデザートとご飯は半分残し、全部平らげたのだ。いや、ご馳走さま。

スープ

マグロ、目玉焼き

サラダと香の物とデザート

本日のお刺身プレート「マグロ切落し」

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下町のお台所 居酒屋なごみ亭
東京都墨田区吾妻橋3丁目1-4 日暮コープ101