太そば(ハーフ)+五目かきあげ(ハーフ)+たらの芽天太そば(ハーフ)+五目かきあげ(ハーフ)+たらの芽天


半径4km

午前4時20分起床。浅草はくもり。今週もバスに乗って出掛けたのだよ。何処へって、云わずと知れた「一由そば」にだ(笑)。外は暖かく、日差しが眩しく感じる。この歳になって、やたらと日々の気温の変化に敏感になった。あたしは東京に住んでいて、季節の変化に疎っかったのは事実だ。

しかしだ、毎日同じような処で生活をしていて、それこそ毎日同じところを歩くようなうなスピードで移動する、という生活を長い間続けていると、やたらと身の周りの変化には敏感になってくる。若い頃は、全国各地を旅していたが、それはそれで面白い日々だった。

だけども、この半径4km以内で生活を続ける、というのも又面白いのである(笑)。やっぱり、生きてみなければ分からないことは沢山あるわけで、この歳になって、ということは結構多くなったのだ。歳を取るのはネガティブに感じていたが、なにこうして新しい発見があることで嬉しいことでもある。

たらの芽天

さて、あたしのこの日のチョイスは、「太そば(ハーフ)」+「五目かき揚げハーフ)」+「たらの芽天」だ。家人は何時もの「ジャンボゲソ天+紅しょうが天そば 」である(笑)。あたしは初めてのものが2つある。一つは「五目かきあげ(ハーフ)」、もう一つが「たらの芽天」だ。

「旬の天ぷら」である「たらの芽」は、こいつを立ち食い蕎麦屋で食える、ということ自体が凄いことだ。「たらの芽」を家で「天ぷら」にしようとすると。先ずは「たらの芽」を探さなくてはならない。東京では、野生は無理だろうが、まあ、今は栽培したものが手にはいる。

もっとも。「たらの芽」は福島に居る頃に覚えたのだが、福島で食べた「たらの芽」は味が凄く濃かったのだ。もちろん野生のそれである。それに比べれば栽培されたこの「たらの芽の天ぷら」は味が薄い、というかワイルドさは無い。しかし「たらの芽」は「たらの芽」である。ほろ苦い山菜独特の味のがする。うまいのだ。

五目かきあげ

だけど、このうまいも年と共に育ってきた感覚だ。最近やたらと味覚が冴え渡っているのだよ(笑)。まあ、タバコを止めて13年になるので、そろそろ味覚も復活してこなくては困るのだわ。そしてもう一つの「五目かきあげ」である。これはなんと「ゲソ」が入った「かき揚げ」なのだ。

「一由そば」の一押しの素材は「ゲソ」だろう。今日も家人の頼んだ「ジャンボゲソ天」を始め、サイドメニューにも「ゲソいなり」や「ゲソ寿司」が並ぶのだ。全面の「ゲソ」である。それを半分もらったのだが、いやこれは半分で充分だった(笑)。この「五目かき揚げ」は、なぜか「わかめ」がついて来たが、いや満足できる一杯なのである。[お蕎麦deランチ]

ジャンボゲソ天+紅しょうが天+太そば

太そば(ハーフ)+五目かきあげ(ハーフ)+たらの芽天

たらの芽

ララの芽とゲソ天のPOP

一由そば
東京都荒川区西日暮里2丁目26-8