ゲソ寿司とゲソいなりゲソ寿司とゲソいなり


一由そばへ

午前5時起床。浅草はくもり。この日は朝から日暮里へと自転車を飛ばす。目指すは「一由そば」である。暑いのは分かっているが、云わずに済ましてしまう訳にもいかかないのが爺の悪い癖だ。「あちー」と何回云えば気が済むのか、と云っている内に「一由そば」へ着いた。

朝から人が溢れている。まあ、既に慣れている風景だ。あたしは順番を待って「ジャンボゲソ天」+「紅生姜天」+「太そば」を家人の為に、そして(自分の為に)「ハーフゲソ天」+「ハーフ太そば」を注文した。なんだこのオーダーはと思う。普通は逆のはずである。家人の量が少なくてあたしのが多い、でも、ウチは何時も逆なのだ。

ゲソ寿司とゲソいなり

そして、2人で座れるテーブルが開いたのでそこに座ると、さっそく食べ始める。この「太そば」はかなりうまい(と思う)。田舎蕎麦と呼んでいるようだが、立ち食い蕎麦の常識を越えている。うまいのだ。量は「ハーフゲソ天そば」とは云え、普通に食べるのであれば十分の量だ。

家人はうまそうに「ジャンボゲソ天」+「紅生姜天」+「太そば」と格闘している。ほとんど食べ終えたころ、客が少なくなっていることを良いことに、席を立って店のおねえっさんの元へ。「ゲソ寿司」と「ゲソいなり」をもらったのである。まるで、今日のメインは「ゲソ寿司」と「ゲソいなり」だったようにだ。

とは云え、糖尿病のあたしには御法度の食べ物であ。それで、家人と半便ずつ食べることにしたのだ。「ゲソ寿司の「紅生姜」で紅く染まったシャリなんて、「一由そば」でしか食えないものだ。その上にゲソが細かく刻まれている。「ゲソいなり」は、紅署がとゲソと揚げのハイブリッドだ。いや、久しぶりに蕎麦と米のうまさを堪能したのだ。[お蕎麦deランチ]

ハーフゲソ天

「ジャンボゲソ天」+「紅生姜天」+「太そば」

一由そば
東京都荒川区西日暮里2-26-8