ラーメンラーメン


ラーメン

午前3時30分起床。浅草はくもり。この日のランチは「墨田区役所 食堂」で「ラーメン」を食べたのだ。「ラーメン」である。食っていいのか、と云えば、いい訳はないのだが、ここ「墨田区役所 食堂」では、先日食べた「シナチクラーメン」や「冷やし中華」は食べていた。

でも、「ラーメン」というストレートな名指しのものは初めてなのである。「ラーメン]と云えば、(あたしにとっては)「世界一うまいチャーハン」を出す「来集軒」のものである。もちろん「元祖恵比寿ラーメン」の「ラーメン」も素晴らしかった。だが、この日「ラーメン」を食おうと思ったのは、こんな計算があったからだ。

それは、ここで蕎麦の含有率が30~40%程度の蕎麦を全部食べるのだったら、麺をほんの一口分たけ残し、他は食べる「ラーメン」とどっちが身体に優しいのか、なのだ。まったく何を考えているんだ、と云われそうなのだが、自分ひとりだけで食べるランチというのは、少しでも工夫を凝らそうとするのだ。

中華麺

あたしが糖尿病になってからは、まず、自分ひとりだけで食べるランチには、中華麺は頼まないことにしていた。それがこの日は「食べてみよう」という気持ちになっていた。その理由は他になかったからである(笑)。ショーウインドーの中に、残っているものと云えば定番の「カレー」と「ラーメン」だけだったのだ。

よし、という内なるかけ声と共に「ラーメン」の食券を買い、そしてカウンターへ持っていく。やがて店員さんの手に持たれ、中華麺のあの黄色に染まった色が、スープで黒く隠されていく瞬間を、そして所々に中華麺が顔を出してしまったその姿こそ、「ラーメン」なのである。

ラーメンは危ない

あたしは食べる前から興奮している。糖尿病の殆ど原因は中華麺だ、と考えている程の「ラーメン」が好きなのだ。最近は血糖値もやや高めで落ち着いていることを理由に「ラーメン」食べる。味はもうどうでも良くなってしまっている。中華麺の食感を強烈に感じる。懐かしい味が口の中で踊るのだ。

これで終わりだ、と決めつけていても、もう一口、もう一本と食べてしまう。あっ、と気が付けば、半分程の麺を食べてしまっていたのだ。いや、これでは何にもならないと箸を止め、スープとトッピングを食べてみる。そうすると又中華麺が欲しくなってくるのだ。いや、「ラーメン」は危ないのであるな(笑)。[浅草グルメ]

ラーメン

来集軒のラーメン

墨田区役所 食堂
東京都墨田区吾妻橋1丁目23-20 墨田区役所1F