平成中村座仮設劇場内
江戸時代の芝居小屋である中村座の雰囲気を模した劇場空間
白・柿色・黒の定式幕
イヤホンガイド頼りで平成中村座で歌舞伎を観劇したこと
午前3時50分起床。浅草は雨。
「平成中村座」の歌舞伎を観劇したのだ。
「平成中村座」へ行くのは、
(家人曰く)2度目のことであるらしいが、あたしはさっぱり覚えていないのだわ(笑)。
前回は平成16年、彼此18年も前のことである。
脳梗塞をやる前である。いや記憶の無いのもうなずけるのだが(笑)、
当時の中村座と云えば、中村勘三郎さんの頃で、
現在の中村座は中村勘九郎さんが座主をやっておられるが、
まあ、中村座だ、中村一家の出番であるな。
平成中村座の特色の一つは、
江戸時代の芝居小屋である中村座の雰囲気を模した劇場空間である。
その特徴として、江戸時代に、
中村座で使用されていた「白・柿色・黒」の定式幕が使われていること、
そして、劇場の内外にある、
中村屋の紋である「角切銀杏」だ。
あたしらは午前の演し物(第一部)だったのだが、
やっぱり頼りになるのは「イヤホンガイド」なのだった(笑)。
特に「寿曽我対面」と「舞妓の花宴」は、
「イヤホンガイド」無しでは、話の内容もわからず見られたものではなかったし、
「新皿屋舗月雨暈 魚屋宗五郎」は、端折った演劇なので、
話を理解するにはどうしても「イヤホンガイド」が必需なのだったのだよ(笑)。
イヤホンガイド
これなくしてあたしはとても平成中村座処ではなかったのだよ(笑)
平成中村座
東京都台東区浅草二丁目3