オホーツクの毛蟹
午前4時30起床。浅草は晴れ。
西村さん、いつもありがとうございます。
流氷の下に身を隠していた「毛蟹」がうまいのは今更なのだが、
流氷が運んでくれたプランクトンを食べて、蟹の身と味噌はパンパンにできあがっているのだ。
その毛蟹を食卓にのせるのは、毎年のことなのだが、こんな幸せはないハレの食べものである。
息子の誕生日が近いので、誕生プレゼントとしてこの「毛蟹」をいただくことにしているのだが、その息子も27歳になるのだ(笑)。
まずは「毛蟹」をバラして「蟹の身」と「蟹味噌」を混ぜ合わせる。
このバラす作業はもっぱら家人の仕事だ。あたしがやると(血液サラサラの薬の影響で)血だらけになってしまうのだよ(笑)。
しかしこれがいつも大変なのだ。
しかし、この「蟹の身」と「蟹味噌」を仕事をしているふりをしてこっそりと食べるのがまたうまい、とは家人の言葉なのだよ(笑)。
そして「手巻き寿司」の開始なのである。
海苔の上に「大葉」をおいてその上に酢飯を薄く敷く。
そして「蟹の身」と「蟹味噌」の「ハイブリッド」をたっぷりと置いてやるのだ。
その上に置く「貝割れ大根」、
今日は「玉子焼」、「鮭」、「明太子」、「蛸」、「納豆」そして「きゅうり」等を準備してあるので添えてやるのである。
そうして食べる「オホーツクの毛蟹」の「手巻き寿司」、
今年の一番は「蟹の身」と「蟹味噌」の「ハイブリッド」+明太子だった。
それはうまいにきまっているのだよ(笑)。