北王(ペイワン)の盛岡冷麺
午前4時30分起床。浅草は晴れ。
盛岡から帰る日、モーニングを「盛岡冷麺」にしようと考えた。
この人(あたしのことだ)どれだけ「盛岡冷麺」が好きなんだとおもうのだが、
盛岡というと今では来ても年1度が良いところなのである。
せっかく「盛岡冷麺」の本場にいるのだから少しでも食べようと思ったのだ。
場所はホテルから歩いて直ぐの「焼肉レストラン 北王(ペイワン)」が、24時間営業でやっているらしので行ってみたのだよ。
盛岡の朝は(浅草に住んでいるいるあたしからすれば)涼しい!
今日は確か浅草は37℃(上野の丸井の温度計は40℃もあったのだよ)にもなろうとしているのにさすがは東北である。
さて「北王(ペイワン)」だが、結構ヤバそうなところにあるのだな、と中に入る。
午前8時だが、店には5人の人達がいて、朝から「焼肉」を食べているではないか。
どれだけ「焼肉」が好きなんだろう、とあたしはテーブルに座ると迷わず「盛岡冷麺」を頼んだのだ。
そして出て来たのが上の写真なのである。
形は「冷麺文法」の通りでなかなかの顔をしている。
でも麺を箸で持ち上げみると、やや細いし「スープ」にコクが無いように見える。
では、と先ずは麺をすするのだ。
ちゃんと「盛岡冷麺」の風味はするが、
この麺では「盛楼閣」や「ぴょんぴょん舎」には敵わない。でもそれはそれでなかなかいいな、と思う。
そして恒例の「茹で玉子」の黄身をスープに溶かして食べ進める。
一瞬生じゃないのかと思った「きゅうり」は、ちゃんと「浅漬け」になってあたしを安心させてくれたし、
ちょっとくたびれた「すいか」もしっかり水菓子化していたし、
「牛チャーシュー」は「ラーメンスープ」の味がしてなかなかユニークなのだ。
全体的には良い出来であるが、こういう決して有名じゃない渋い「盛岡冷麺」のあることが、
盛岡の「冷麺文化」を築いているのだろ。無論、うまかったのだよ(笑)。
焼肉レストラン 北王(ペイワン)
岩手県盛岡市中央通2丁目1-1 北王ビル