揚子江・黄金寿司

毛がに勉強会後の懇親会は、大通西15丁目の揚子江・黄金寿司であった。

この店は、2006/02/23 (木)【得した気もち】でも書いたが、ダブルネーミングの店名が体をあらわすように、中華と寿司のハイブリドな店である。

まずこの、立派な毛蟹のお出迎えにど肝を抜かれた(こんな大きな毛ガニには、まず浅草ではお目にかかれないだろう)。


アジール的宴会

宴会この店は出てくる海鮮はどれも新鮮で量が多い。そして中華は職人的キアスム(創意工夫)に溢れいる。それはことばも無いぐらいにうまいのである。

そんな料理を前にすれば、50名の参加者も、よく食べ、よく飲み、よく話す。まさにアジール的懇親会となった(画像提供:S次長さま) 。

そして、懇親の場として、こんなにうってつけな店はありそうでない(浅草にもないだろう)――つまり安くて旨いのである。

マグロのなかおち

鮪のなかおちそんな中、昨日の私のお気に入りといえば、鮪のなかおちであった。これにわさびを少し載せ、海苔で巻いてから、醤油につけて食べる。そう、まぐろっていうのはこういう味がするんだよ、と教えられるのである。

中庸であること

こういう北海道の食の力強さというのは、浅草的がまったくの苦手にしているところであって、つまり、かなわないのである。それは素材の力強さ故なのだと(私は)思うけれど、えてして北海道の食は、その素材のよさに甘んじてしまう。

しかし揚子江・黄金寿司にはそれがない。かといってつくりこみすぎてもいない。素材のよさと創意工夫のぎりぎりの中庸感がある。それは恐ろしく素晴らしいことなのである。あたしはこの店には絶賛を惜しまないし、札幌へ行ったならまずなによりもこの店を目指すべきである、と何の衒いもなくいおう。ただし超繁盛店なので予約された方がよろしいのはいうまでもない。

揚子江・黄金寿司 [ すし/中華料理 ]

揚子江・黄金寿司

札幌随一のアジール!