石炭ラーメン
11月15日、芦別でのランチは、スターライトホテルで石炭ラーメンを食べた。旧産炭地である芦別市のパトリ性を強烈に主張するこのたべものは、その色の個性とは裏腹に、食べればちゃんとした北海道のラーメンである。
この黒さの正体はイカスミなのだろうが、ニンニクが生臭さを消し、玉葱も使われているので、まるで味噌ラーメンのような味がする。
真底黒い
そしてこのたべものは、まったくと言っていいほど、手抜きがない。それは麺を引き上げたときに証明される真底の黒さである。
料理人の執着心を象徴したそれは真底黒い。
このたべものを食べるに際しては、エプロンが提供される。たしかに墨汁のように飛び散ったスープは、黒い点を無数につくる。
その黒い点をみたとき、そこにわきあがるのは、怒りではなく、感嘆でしかない。
追記
2007/05/04 芦別建設業協会のブログによれば、4月28日より道の駅スタープラザ芦別にて販売されているとのこと。道の駅スタープラザ芦別で300箱、芦別温泉スターライトホテルで200箱の限定販売らしいので、芦別を訪れた際には是非ご購入いただきたい。