午前7時30分起床。浅草は晴れ。

ブログ化の勉強会

269113182_41.jpg11月15日は芦別建協にて勉強会をおこなった。

それは円環のひねり――つまりは対外的な情報の発信(ブログ化)についての技術的な実装とその操作についてであって、その始まりの対象者は少数でしかないが――イントラネットのときとは対照的に――その内容は濃い。

その勉強会の感想を、まにあ・1号が書いてくれている。例によって師匠権限で無断引用である。(写真もまにあ・1号)


まにあ・1号による反省

芦別建協さんのIT特別委員会・勉強会に参加した。

そこで、芦別の新たな取り組み、セカンドステップ。
つまり、「Next・サイボウズイントラネット」へのスタートアップに立ち会った。

ここ最近、「効率化と合理化」の色合いが濃いIT化(つまりは会社から与えられた業務)に特化していて、建設業のIT化の第二フェーズ、つまり「Next/イントラネット」という事に関し、少々勉強をサボっていたわけだ。

正直、かなり衝撃を受けた。

それは、web2.0への対応と実装ということ。
実際に自分でweb2.0に触れてみて初めて、その衝撃に気づいた。

それは、TAGGING(タグ)のもつ深い意味である。

つまり、
1:自分達の姿をweb2.0を通して再確認する作業(再定義)外から見える自分達の姿をweb2.0を通して再確認するという事。
2:自分達の意思をweb2.0を通して伝える作業(伝達)
3:web2.0によりつながりをもとめる(コミュニケーション)という作業だ。

自分が、いかにweb2.0の本質をわかっていなかったかがよくわかった。赤面の思いでもあった。

tagという技術により、コミュニケーションは質的な変化をなし相互の情報発信者が思いもよらないような「相互作用」をもたらす。いわば「誤配を伴う情報的相互作用の進化(深化?)」がインターネットの変化であり、これがweb2.0の本質であるという事。


衝撃的な世界を目の当たりにさせられた。
と、同時に、「自分はここ数ヶ月、何を見、何を学んでいたのか」と猛烈に反省させられた。

昨日の山岸教授の話と、今日のweb2.0の実装。そして、建設業界のNext・サイボウズ。

新たなテーマははっきりと見えた。

しかし・・・時間と、リソースが・・・・ない。ここは、私自身踏ん張りどころであろうし、しっかりと自分にできる事、やらなくてはいけない事を整理すべきであろう。

課題は山積だ・・・。

タグクラウド

私はこの日、Web2.0という語彙は一度も使っていないので、上記のWeb2.0の理解は、まにあ・1号のものである。

私の用法は、(私が)IT化というときの、環境把握の複雑性の縮減として、オライリーのWeb2.0 meme という「名指し」を借用しているだけでしかない。

それはさておき、まにあ・1号がTaggingに興味を持ったのは面白い。たぶん私が示したタグクラウド:Tag cloud をみてのものだろう。タグとは名指しであり、(考える技術では)言葉による対象のデコードのことである。

タグクラウドに集められた言葉のクズ(タグ)は、機械的にエンコードされ、空虚な集積をつくる。しかしそのくずの塊は、じつは私自身のバーチャルにある鏡像でしかないことで、つまりはそれが私自身なのであるという気づきを私にもたらす。