昨日は、山鹿市管工事業協同組合IT委員会で、事業者団体のブログ化についての勉強会をおこなった。

使うのは Movable Typeだけれど、昨日は、技術的なことではなく、ブログを書く側――つまり情報を発信する側としての、最低限のスキル研修と、その心構えのような話をした。


それは、事業者団体におけるブログ化とは、データベース的であった方がよいだろうということだ。

つまりデータとしてのブログ――Web2.0 meme的には、Data as the intel insaideの重要性である。

補足的にいえば、それはサーチエンジンからの要求であることで、検索されやすさ――ファインダビリティは高まると(私は)考えている。

例えば、MSNサーチの「Web サイトに含めるコンテンツのガイドライン」がいっていることを以下に示しておこう。(これは私がこのサイトを運営するにあたって心がけていることでもある)。

  • あなたのサイトを訪れた人々を魅了し、再び訪れてもらうようにするための最良の方法は、ターゲットとする人々の興味を引く良質なコンテンツを含むページをデザインすることです。
  • サイト上の情報を見つけるためにユーザーが検索用語として選択しそうな単語を、実際に表示されるページのテキストに含めるようにします。
  • ページのサイズを適度な大きさに抑えます。1 ページに 1 つのトピックを記述することを推奨します。画像を含まない HTML ページの場合、サイズが 150 KB 以下になることが理想です。
  • 各ページへのアクセスは、少なくとも 1 つの不変のテキスト リンクから行われるようにします。
  • インデックス登録したいテキストは画像の外部に記述します。たとえば、会社の名前または住所をインデックス登録したい場合は、会社のロゴの外側に会社名または住所が表示されるようにします。
  • サイト マップを追加します。こうすることにより、MSNBot がすべてのページを簡単に見つけられるようになります。メニュー、リスト ボックス、およびこれらに類似した要素に埋め込まれているリンクは、サイト マップに表示されない限り、Web クローラによってアクセスされることはありません。
  • サイトの階層はフラットにします。ホーム ページから 1 ~ 3 クリックで各ページに移動できるようにします。

SEOとはいうけれども、検索されやすさとは、結局これらの総合的な取り組みの結果でしかないのだと思うし、根源的にはデータ(エントリー)が無ければなにも起こらない。

つまり、まずなによりも、良質なデータを増やすことで――自己言及的に書くことで、偶有性は高まるのじゃないかと(私は)思う。