居酒屋浩司考
午前3時30分起床、というよりも暑くて目覚めた。浅草はくもり。昨夕は、熊本から緒方さんがおいでになり、居酒屋浩司で一献。二日酔いになるぐらいホッピーを飲んだ。浩司は、月曜日は(普段は)休むのだが、夏休み期間中ということで営業していたのだろう。
そもそもこの通り(煮込み通り・ホッピー通り)は、浅草の住人でさえ、あんなところにいっちゃだめよ、という方がいるぐらのところなのである。 たしかに、WINS浅草があるので、土日はギャンブラーで溢れているし、周辺にはホームレスの方々も多い。
ある時期は、今よりももっと荒れていたのだろうな、とも思う。しかし、居酒屋浩司は、このアジールな空間でも、ひときわ異彩を放っている。
それは客層の若さ、ということにつきるだろう。カップル客は多いし、若い女性だけのグループ、時には、女性一人という客も見かける。もちろん外人さんも多い。この通りに、若い人を呼び込んだのは、居酒屋浩司の功績なのだろうな、と(私は)思う。
それは、私の理解では、閉じた円環のひねり(外部とのつながり:メビウスの帯)なのだが、そのひねりをつくりだしているトリックスターは、若いスタッフ、(そしてその仕組みをつくった親方とママ)、ということなのだろうな。