少女ファイト(10)

少女ファイト(10)

日本橋ヨヲコ(箸)

紙の本の価格:¥ 630
Kindle 価格:¥ 525
OFF:¥ 105 (17%)
ポイント :157pt (30%)

株式会社 講談社


「少女ファイト」1~10巻

午前5時50分起床。浅草は晴れ。日本橋ヨヲコの「少女ファイト1~10巻を読んだ。あたしゃ自慢じゃないが日本橋ヨヲコという人を知らないのであって、読み終えた今でもわからないのである。

しかしその1巻を読んだときに、138ページで行きあたったこの台詞に、頭を殴られた思いがした。

姉:うーん、何だろ 試合中さ極限までいくと人との境目がなくなるの
練:え~~~ウソ~~~
姉:ホント ホント オレがあいつであいつがオレでって感じ
人も、ネットも、コートも、ボールも、自分の一部になった気がするの
こんなに溶け合えるものほかにないわ

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いや、しらっとこんなことが書ける日本橋ヨヲコには、どこか「ことば」が「種の論理」だよな、と興味を持ってしまい、(今のところ)全10巻を Kindle 版で購入して読んでしまったのだ。

しかしハッキリ書けば、この台詞の緊張感は1巻で終わってしまい、後は要するに漫画である(10巻で出てくる「今日は死ぬのにもってこいの日だ」はカッコはいいがそれだけだ、という惜しさがある)。

少女ファイト(1)しかしあたしはバレーボールを全く知らないのだし、1セット、何点取れば勝ちかがわからない。しかし知らない分だけ、そして漫画であることも含め、この作品は妙に楽しいのである。要はハマった、と云う奴だろう。

漫画はある意味、究極の表現媒体である。動かないし、喋らない。しかしそこに自らの想像力が働くことで、作者と読み手が作り上げる最高の傑作になり得る。つまり、想像力こそあらゆるイノベーションの源であるようにだ(逆に云えば想像力の働かない漫画ほどつまらないものはない)。

Kindle

しかし最近 Kindle で読むのは漫画ばかりになってしまっている(それも55歳にもなってもだ)。それでも最近はポイントが付く本があり、それを Kindle 版で買うと書籍で買ったよりもだいぶ安くなる。

例えばこの本は、2冊目からは525円ーポイント157円=368円で買えるのだ。これが10冊だと525円×10冊ー157円×9冊=3837円+157ポイントになる。なんとなく納得させられる価格だろう(と、思う)。

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