ハムカツハムカツ


ハムカツ で一献

午前5時20分起床。浅草は晴れ。「森の茶屋」は「もつ焼き大統領」の近くにある(と云っても分かる人にし分からないが)。しかし、目立たないのだ。アメ横の中なのに眼の前に来てはじめてここが食堂なのだとわかる。ここで呑んだ。呑んだと云ってもビール1本だけのほんの挨拶程度である。まあ、いつもの夕餉である。

高架下の店だけあって、2階に通されたあたし達を突然大きな揺れが襲う。ゴーッと音が響いてくる。

その中の酒肴は「マグロの刺身」と「ハムカツ」を貰う。「マグロの刺身」には玉子焼きがついてきて、この玉子の黄色がマグロの赤身を際だたせている。と云うと格好いいのだが、それぐらい真っ赤な赤身の「マグロの刺身」なのである。

それに「ハムカツ」だ。これが「ハムカツ」なんて、食べてみるまで分からないような形態だろう。だが、食べればちゃんと「ハムカツなのだ。やたらと衣の多い「ハムカツ」なのだが、それで丁度いいと思う。時々通る電車のゴーッという響き。この二つの酒肴。どれもがこの店にぴったりとハマる。

それにうちの家人の頼んだ「かつ丼」だ。普通盛りお願いしたのだが、これの大盛りは充分にアメ横の「ニュー王将」と呼べるものだろうな、と云っては笑う。しかし、暑いのだ。あと2ヶ月もこの暑さが続くのかと思うとゲンナリしてしまうが、ゲンナリしてないようにハムカツを食ったのだ。浅草グルメマップ

マグロの刺身

ビール

カツ丼

森の茶屋
東京都台東区上野6-11-19