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2019年03月03日|お知らせ


2006年11月01日(水) 

交換の原理、贈与の原理。

午前6時20分起床。浅草は晴れ。今朝はこれから盛岡へ出張である。 普遍経済学

時間的的余裕もないので、「交換の原理」と「贈与の原理」について簡単なメモを書いてお茶を濁すこととしたい。

これは「桃語」にまとめよう、とは思っていたものの、思っているだけでやらないのは、いつもの私のやり口だ。

それでもメモぐらい書いておいた方がいいかもしれないな、と思ったのは、昨日「日本人は意地悪か―Web2.0はとても社会心理学的と云うか行動経済学的なものなのである。 」で「贈与の原理」について触れたからだし、私がWeb2.0 memeの理解で、もっともわけのわからない「Radical Trust」の鍵のひとつが、ここにあると思う直感からだ。

 以下は、『愛と経済のロゴス』(中沢新一)からの引用。

交換の原理

  1. 商品はモノである。つまり、そこにはそれをつくった人や前に所有していた人の人格や憾情などは、含まれていないのが原則である。
  2. ほぼ同じ価値をもつとみなされるモノ同士が、交換される。商品の売り手は、自分が相手に手渡したモノの価値を承知していて、それを買った人から相当な価値がこちらに戻ってくることを、当然のこととしている。
  3. モノの価値は確定的であろうとつとめている。その価値は計算可能なものに設定されているのでなけれぽならない。

贈与の原理

  1. 贈り物はモノではない。モノを媒介にして、人と人との間を人格的ななにかが移動しているようである。
  2. 相互信頼の気持ちを表現するかのように、お返しは適当な間隔をおいておこなわれなければならない。
  3. モノを媒介にして、不確定で決定不能な価値が動いている。そこに交換価値の思考が入り込んでくるのを、デリケートに排除することによって、贈与ははじめて可能になる。価値をつけられないもの(神仏からいただいたもの、めったに行けない外国のおみやげなどは最高である)、あまりに独特すぎて他と比較でぎないもの(自分の母親が身につけていた指輪を、恋人に贈る場合)などが、贈り物としては最高のジャンルに属する。
愛と経済のロゴス

愛と経済のロゴス

中沢新一(著)
2003年1月10日
講談社
1575円+税



投稿者 momo : 2006年11月01日 06:40 : Newer : Older

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