山形の松田さんよりラ・フランスが届いていた。松田さんありがとうございます。
ここ数日出張が続いていて味見ができないでいたのだけれども、今日ようやく食べることができた。
このフランス生まれの梨は、外見はごつごつとしていて、その内にもつ豊穣の可能性を微塵もみせない。
その上、その可能性のためには、追熟期間が必要なので、食べるタイミングが難しい。
いただいたものは、まだ若いのだけれども、とりあえず食べてみた。
それはたしかにまだ若い固体であって、自然の贈与を受けきれてない。
しかし、これから起こるだろう内的な変化の、幸せな結末を予感させるには、十分に薫り高く、甘みも多い。
しばらくはお預けだけれども、そのときを、気長にまつこととしよう。