スカイマーク今回の羽田―新千歳間の移動には、スカイマークを使ってみた。

スカイマークは日本のローコストキャリアの草分けだが、今まで運行している路線には私は縁がなかったのだ。

しかし羽田―新千歳が運行されてたことで、使ってみようと思ったのだ。


スカイマークの特徴は、機能しか語らないということだろう。

それは機械的にである。

そしてそれは、徹底して簡素化された機内サービスに反映されている。

機内サービスは普通席・上級席(シグナスクラス)とも、ひざ掛け毛布と幼児向け絵本の貸し出し、自社時刻表の配布に限定しており、機内食や茶菓、おしぼり、機内番組、新聞、雑誌、機内誌などの配布はない。

翼の氷を溶かす作業飲料水は100円で機内販売している。

ANAのスーパーシートを、年間6回タダで使える身としては、それは衝撃的なものである。

しかし、安いのである。

それも半端じゃなくだ。

そして、羽田―新千歳を空の便で移動するという機能だけなら、これで十分なのである。

ただまだ足りないものは確かにある。

それは信頼というものだろう。