桃知商店よりのお知らせ

iタウンページ スクロール地図で探す(β版)、ついでにCALSの悪口を少し。

午前6時20分起床。浅草はくもり。

iタウンページ スクロール地図で探す(β版)「iタウンページ スクロール地図で探す(β版)」をいじってみた。

うちの浅草グルメマップ(裏浅草中心)の強力なライバルだなと思った。(冗談ですよ)。

これは電話帳と地図情報とのマッシュアップ、ハイブリッドであることはだれでもわかるだろう。


タウンページには、そもそも電話帳としての膨大なデータがあるわけで、それをWeb上で生かそうとすることは、Web2.0 のバズワードでは、Data as the intel inside である。

そこに地図情報は Rich User Experiences をマッシュアップ的に提供する。その意味でこれはとてもWeb2.0的なものだ。

そしてこういうものを見る度に思うのだけれども、CALS/ECの地図情報化(データベース化)って、Web2.0的にやってしまえば、どってことないのにね、と思うのだ――CALSは今やWeb1.0的なものであって、時代遅れであることを自覚すべきだし、重要なのはデータの交換ではなく、市民サービスにある、という視座に立ち返らなくてはならないだろう。

その視点が欠けているから、公共事業という産業はひたすら落ち込んでいくのじゃないか。

それはさておき、「iタウンページ スクロール地図で探す(β版)」の使い心地だが、検索手順はあくまでもタウンページなので、電話帳としては悪くはないと思う。

基本的には店の名前を(おおよそでも)知っていて、店の電話番号と所在地を地図で調べる、という使い方になるだろう。

ただ電話帳の宿命として、あいうえお順なのでね、検索エンジンでキーワード検索しているような方々は、余計な手間がかかるように感じるかもしれない。

それから、今や Data as the intel insideの本質は「くちこみ」にある。

それは、Web2.0 のバズワードでは Participationであり、Not publisshing つまり出版のように押し付けではなく、ユーザーが参加して作り出すコンテンツである。

iタウンページにも「くちこみ」はあるけれども、まだまだ少ない。

しかしそれは承知しているようで、3月にはリニューアルされるらしい。

お店・会社の詳細情報とともにユーザの声を積極的に活用するなど、「Web2.0」の動きに対応した「iタウンページ2.0」を展開し、もっと楽しく、もっと便利なローカルサーチを目指していくので、期待してください、とのことだ。

こういうのをみると、やっぱり民間だと違うね、といわれてしまうわけで、まあ、がんばれお役所なのである。

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