牛筋煮込
浅草煮込み通りにある居酒屋浩司の牛スジの煮込みである。
最近は良質の牛スジの入手は困難なようなのだが、これは居酒屋浩司の看板である。切らすことはできない。なのでいつでもうまい牛スジの煮込みを食べることができる――だからこそ浩司に行くのだが。
煮込み通り若しくはホッピー通り
昨日、阿久根の井之上さんとの一献は、お約束の居酒屋浩司であった。牛スジの煮込みとホッピーさえあれば、私は幸せなのである。
浩司のある通りは通称、煮込み通りとかホッピー通りと呼ばれているのだが、なぜそうなのかは、まあ以上のような理由からである。ほかにモツの煮込みを出す店も多いが、この通りでの煮込みの本筋は、牛筋の煮込みなのである。
アジール
そしてこの通りは、浅草の誇る公界(アジール)であることで、ちょっとだけ敷居が高い。つまり(例えば居酒屋浩司に入るにしても)お金で解決できない壁のようなもの(それを私は「結界」と呼んでいる)があるわけで、それがまたこの通りが人をひきつけてやまない理由でもあるだろう。 [浅草グルメマップ]
居酒屋浩司浅草店 |
※注記
- あたしはある種の「商品」を「作品」と呼んでいる。その定義は未だにあやふやなのだが、ひとついえるのは「ハブ」であること。つまりその「作品」を中心にネットワークを構築できること、人と人とを結びつけることができるもの。