会津馬刺し
午前6時45分起床。浅草はくもり。会津馬刺しをいただいたのだが、昨年は東日本大震災の影響で、(破壊された原発の影響で、と書いた方がいいかもしれない)一切れも食べられなかったこの赤い肉片を、今年はとにかく沢山食べたのだ。
馬刺しと云えば、たてがみやら霜降りやらいろいろと出てくるものだが、会津の馬刺しはあたしの既成概念を全否定する。赤身だけなのである。
それは簡単な答えを用意していて、会津馬刺しは馬の「もも肉」だけなのである。その「もも肉」を少し厚めに切って、辛し味噌を使ってたべるのだ。
ニンニク、唐辛子入りのこの味噌を、普通の醤油でといで使うのだが、これがいけている。福島の会津の会津坂下の土地の味がする。
あたしは、脳梗塞でしばらくの間何を食べても以前と全く違う味がしていたのだが、それも年とともによくなり、ここにきて舌も完全に(いやそれ以上か)元に戻ったようで、この会津馬刺しを思い切り(そう思い切りである)食べたのだ。