土佐小夏土佐小夏


土佐小夏

午前6時50分起床。浅草は晴れ。土佐小夏をいただいたのである。小夏は連休開けの頃に毎年届く高知の初夏の風物詩であり、あたしは四日市に住んでいたころ、大家さんからいただいたのがこれを知ったはじめだった。

それから毎年いただいているが、今年は少し遅いだろうか、と思う。しかし早速皮を剥いていただくことにすれば、いやさすがに旨いのだ。

この小夏は兎に角リンゴのように外側を薄いてしまう。つまり白いところ(甘皮)を残こして食べるのだ。これが旨いのであるが、そうすることで、今年も小夏を食べるあたしを確認できるのである。

土佐小夏