糸貫に富有柿富有柿


富有柿

午前7時35分起床。浅草は晴れ。富有柿は岐阜県の名物だが、今年も忘れずに岐阜県建築士事務所協会より富有柿が届いた。「義理堅い」、という言葉は、この為にあるようなものだな、とつくづくと思う。

糸貫に富有柿さっそく箱を開け中を覗けば、柿色の実があたしに食べてくれ、と云っている。だがちょっと待てよ、あたしは糖尿病であることを忘れてはならないのだ。

糖尿病である、ということは(あたしの場合)糖質制限食での規則を守らないといけない、ということだが(つまり柿と云えど果物は食べてはならない)、生憎とこの日は規則を忘れたのだ。規則は忘れる為にある(調子のいい男である)。

早速ひとつ皮を剥いてもらって食べれば確かに柿の味がする。懐かしい味である。1年ぶりの味である。あー柿こそは果物の王様だな、と(毎年)思うのだ。

柿こそが日本で一番うまい果物だ。それはこの柿が「岐阜の」だからであることは間違いない。つまりその「ことば」は意味は産地というパトリを意味する。

直ぐれた純生産は、その閉じた円環から、いったん外へ出るや否や、外部へのリンクをつくりだすのであり、交換の原理さえ、その虜にしてしまう。そしてあたしは、岐阜の富有柿は、柿の王様だよな、と思うのだ。
from http://www.momoti.com/blog2/2008/12/post_405.php

そして今年も、この王様を所有したあたしは性懲りもなくこのブログを岐阜の富有柿の為に書いている。そう1年に1度だけれども、確実にあたしにその存在を書かせるこの品こそパトリの特産品と呼びた気がするのだ。