凍天凍天


凍天

午前6時30分起床。浅草はくもり。写真は凍天といい、中の深緑色の柔らかいものは凍み餅なのである。凍み餅の周りを覆うのはアメリカンドッグといってよく唯一の甘さの元なのだ。

これは郡山駅で手に入れたものだが、あたしは例によってほんの少しだけを食べた。すると口のなかに広がる凍み餅の緑の元がよもぎだとわかる。あー、とても懐かしいその味にため息が出る。

これは今のあたしにとっては全体が反則なのである。あたしは世の中の炭水化物が全く身体に合わない人なのである。つまり糖尿病患者だ。この凍天はそんな人達に炭水化物の究極の食べ方を教えたくれている。つまり油を足すのだ。

しかしこの凍天を造る木乃幡という会社の話を聞いてたら涙が出てくる。凍天は福島の名物だが、今はこの会社仙台にある。それは会社のあった、福島県南相馬市が、放射線の問題や、そもそも居住、食品の製造が認められていない為に仙台に引っ越したのだが、そんは話に弱いあたしはそっと応援することにしたのだ。また(少しだけ)食べようと思ったのだ。

株式会社木乃幡
http://www.konohata.com