うなぎパイうなぎパイ


うなぎパイ

午前5時25分起床。浅草は晴れ。浜松のお土産は何が良い、と聞いて出掛けたあたしだが、結局買って帰ったお土産は「うなぎパイ」だった。

浜松のお土産といって思い出すのはこの「うなぎパイ」しかなく、考えて見れば、「浜松」=「うなぎパイ」、という公式は頭にすり込まれているのだった。しかし、「夜のお菓子」というキャッチフレーズは一体なんなのだろう。

たしかにこれは「夜のお菓子」かもしれないが、昼間食べても悪いものではない。しかし昼どころか(あたしは)夜も食べられないわけで、つまり(あたしは)全然食べられないのに買って帰ったのだ。

どうしてお土産はこうして砂糖たっぷりなのだろう、と思う。まあ、これで砂糖の代わりに塩でもはいっていたら笑ってしまうわけで、塩はないだろうな、やっぱり砂糖なのだ、と思いながら、この「うなぎパイ」を食べる家人見ていた。

家人は「おししいわよ」、という。まあ、それを見ているだけであたしは幸せなのであるが、お土産というものはこういうふうに楽しむものなのかもしれないな、と食べられない悔しさにまみれて書いてみた。