かのや新宿西口店の肉汁せいろ大盛肉汁せいろ大盛


かのや 新宿西口店

午前6時20分起床。浅草は晴れ。この日は新宿におり「かのや 新宿西口店」で蕎麦を手繰った。「かのや 新宿西口店」は典型的な「うなぎの寝床」であり、間口は狭いが奥には厨房がありその前の部分は広くなている。全てのお客さんは座って食べるのだが、あたしは厨房のすぐ横に座って「つけ麺」である「肉汁せいろ」の大盛を頼んでみた。

ちょっと時間がかかるが、出てきた「肉汁せいろ」を見て、これは自分でつくる「豚ねぎそば」だな、と思った。つまり温かい汁に蕎麦をつけて食べるのだが、それはありきたりの「つけ麺」ではないものの方が(あたしは)良いのである。汁に一工夫というか、一癖も二癖もある、悪党的な蕎麦の食べ方を好むあたしとしては、例えば「浅草本陣」の「豚そば」とか「ガッツリ肉もり」のようなものを好む。

しかしここ「かのや 新宿西口店」の「つけ麺」はそこまでのインパクトは持たないのだ。あくまでも上品に(あたしがいう上品さ、というのも考えさせられるが)「肉汁」している。 しかしそれがうまいのだ。やや「悪党的」なその姿とは裏腹に、上品な、そしてつけ汁を最後まで飲めるようにとつくっいる蕎麦湯がいい。あたしは最後まで汁を飲んだのだが、それは滅多にないことなのだ。

肉汁

つけ麺

かのや 新宿西口店
東京都新宿区西新宿1丁目16-11