小さくてかわいいもの、それで食べられるならなおOK北海キング


小さくてかわいいもの、それで食べられるならなおOK

午前5時起床。浅草はくもり。砂子さんからの夏の贈与北海キングだ。この海から取れたような名前(とあたしは思う)のメロンは、奈井江町の特産品である。

奈井江町には海はないが、北海道には一体何種類のメロンがあるのだろう、と思う。

あたしのところには、この「北海キング」と「北竜メロン」がきているが、「夕張メロン」をはじめ各街々には特産品としてのメロンがあり(たぶん)、そしてメロンのような特産品があることが、分かり易いパトリとなっている。

こと特産品をつくる、ということに関しては、北海道は秀でている、と云えるだろう。それも北海道のイメージからは、ちょっと外れたような食べ物が多い。ここで”ちょっと外れた”と書くとヘンに思われるかもしれないが、あたしが思う北海道とは、ズバリ石炭のイメージである。生まれが古いのでしょうが無いのであるが、北海道は今でも石炭のイメージなのである。

しかし、北海道のキーワードは”小さくてかわいいもの、それで食べられるならなおOK”に変わった(ような気がする)。

小さくてかわいいもの、それで食べられるならなおOK”なもの、それはズバリ果物なのだ。温暖化の影響かなにかは知らないが、北海道ではメロンをはじめ益々多くの果物が採れるようになってきた。

中でもワインの原材料である葡萄の実は秀逸であるし、メロンは云うまでもない。柿がない(と聞いた)北海道で柿が採れたら凄いだろうな、と思うのだが、しかし、こうして街の特産品をいただくあたしの、なんと幸せなことよ、とパトリを持たないあたしはこころから思うのだ。

北海キング