セキネのシューマイ
午前5時30分起床。浅草は雨。あたしはよくセキネの前を行き来している人だが、浅草に住んで16年(ぐらいか?)になると云うのに、「セキネのシューマイ」を食べたことがなかったのである。
これは驚き、というか驚異だ、と云ってもいいのだろう。正に灯台もと暗しだ。
あーなんてことだ、と思うのだ。「なにか食べたいものある」、と家人に聞かれると、「セキネのシューマイ」、と答えていたこのあたしが、16年間(たぶん)一切口にしていない「セキネのシューマイ」なのである。
ともすると観光客相手に販売されているかのように思える「セキネのシューマイ」なのであるが(まあ、それも当然にあるだろうが)、シューマイは地元の人の為にもある。
そうだ、これは気がついたときこそ、買っておくべきものなのだ、とそれで買って来たのだ。
いつものようになにもしない人なので、シューマイをそのまま食べる。じゅわーっと広がる肉の甘さに、おっと驚くあたしが居る。やっぱりうまいじゃないか、と20個全部食べて、やぱり少し食べ過ぎたかな、と翌朝の血糖値を見て思うのだ。[浅草グルメマップ]
セキネ
東京都台東区浅草1-23-6