飛騨牛ハンバーグ飛騨牛ハンバーグ


飛騨牛ハンバーグ

午前4時20分起床。浅草は雨。水野精肉本店の「飛騨牛ハンバーグ」をいただいた。これを送ってくれたのは「うどん星人さん」で、(今更云うのも変なのだが)郡上の方である。

この「飛騨牛ハンバーグ」は只管懐かしい。かれこれ7年ぶりにあたしの食卓に登場なのだが、7年前のブログにはこう書かれてあったのだ。

あたしはこのコメントを読んで食べる前から想像していたものがあった。そのキーワードは
・焼くときに油は使わない
・ソース類は何も使わないでそのまま食す
である。これと同じことができるハンバーグは、世の中には(あたしの知る限り)マルシンハンバーグしかないのである。しかしそれはある意味暴挙であって、マルシンハンバーグのような飛騨牛ハンバーグなんてあるわけないよな、とあたしはあたしを自制した。

そう、このハンバーグを思い切り高級なマルシンハンバーグと称していたのだが、いや、病気前のあたしはうまいことを云うものだ。これはその通り、「うまい」とは正にこのことを云うのである。

皿にキャベツを乗せてみたが、はっきり云ってそんなものはいらない。これはこのまま、そう何もつけずに、余計なものはなにもなしで食べるに限るのである。

するとどうだ、様々な味が口の中で爆発するするではないか。そして懐かしい思いがポン、ポン、と甦る。それはあたしがこの仕事を始めた頃、最初にあたしを受け入れてくれた県、岐阜県の人々の顔である。あー懐かしいものを食べた、その思いに胸が締め付けられたのだ。

水野精肉本店
岐阜県養老郡養老町泉町315の2