豚つけそば大盛り豚つけそば大盛り


そば助 北千住店の「豚つけそば大盛り」でランチ

午前4時30分起床。浅草は晴れ。昨日は北千住の「そば助 北千住店」で昼餉ランチにしたのだ。ここで食おう、と思い店の外に貼り出してあるメニューを見た。ウルトラマンが何かをかぶっていたが、若い頃、ウルトラマンで育った親父はちょっとばかし違和感を感じる店なのだ。

それで「豚そば」を食べよう、と思ったあたしは、店の中に入るなり自動販売機の前に立った。その自販機は、どれを押せば「豚そば」になるのかがさっぱりわからないものだったのだ。普通、何を頼のめば良いのかは自販機を見ればわかる。しかしその自販機を見てもなにがなんだかわからないのだ。

いったいこの店はどうなっているのだろう、なにかの策略か、との思いがが頭を過ぎる。

こうなりゃ店の人に聞くしかないな、とあたしゃ思い切って尋ねたのだ。「豚そばってどれを押せばいいのですか」、と。そしたら「豚そば」には暖かいものと冷たいものがある(らしい)と教えてくれたのだ。そして冷たい「つけめん」は最上段の左側であることも。いわゆる鉄板ゾーンである。

あーここが「豚そば」なのか、それも「つけ麺」の、なのである。そんなものでこの蕎麦の名称を「豚つけそば」と書いたが、それはあたしが勝手に思い込んでそう読んだ名前なのである。

そして椅子に座りしばらく待つのだ。本当にしばらく待たねばならない。ここが一般の立ち喰い蕎麦屋との違いだろう。すると写真のような蕎麦があらわれる。この蕎麦はなるほどの十割蕎麦である。蕎麦の香りもする。

さらに押出式製麺機を使っていないのか細い蕎麦になっている。あたしにの周りだと甲州屋の蕎麦に似ている。なんと国産の蕎麦粉だそうで(この日は北海道旭川産)、この点でもあたしの期待は裏切られた。ただその裏切り方が実に正しい方向に裏切っているのだが、違和感がある。

つけ汁はあたしには甘すぎたが、まあ、うまい方だと思う。豚肉もたっぷりで、そば湯をもらって最後まで楽しんできた。テーブルの上には色々な調味料があって、値段はちょっと値段は高めだが、面白い蕎麦屋があったものだ、と思う。だが、いつまでもなにか違和感のある蕎麦屋なのであった。

甘めのつけ汁 十割蕎麦

そば助北千住店

そば助 北千住店
東京都足立区千住2丁目4 ワタナベ ビル1階