近江ちゃんぽん野菜一日盛り近江ちゃんぽん野菜一日盛り


近江ちゃんぽん野菜一日盛りと鶏から揚げで呑む

午前6時55分起床。浅草はくもり。これは彦根で食べたあたしの夕餉だが、見ての通りチャンポンを食べたのだ。名前はちゃんぽん亭総本家 彦根駅前本店というが、店の入り口には「をかべ」と書かれており、どちらかというと「をかべ」の名称の方があたしゃ好きだ。

それに、まあ麺は食べないので、チャンポンであろうがなかろうがどうでも良かったのだが、このたっぷりの野菜とスープがあればそれだけでいい。ただうまければよいのだ。

このチャンポンは上出来だった。「野菜一日盛り」、と名付けがある通り、一日分の野菜が丼には盛られているのだろうが、それが本当に一日分なのかどうかはわからない。しかしこれ、食べれば異様にうまいのだ。まるでタンメンのような味がする(同じだろう、という指摘はまさしくその通りだと思う)。

大きめに切ったキャベツが金色のスープを吸い、木耳が3つ、冷麺文法のように丼を飾る。あたしのなかでは、関西圏のこの手の麺はどうしても”甘い”のだが、「近江ちゃんぽん」に限って云えば実に中庸なのである。

さらには少しばかり入った豚肉がなんとも云えない良い味をしていたのだが、一体なんなのだろうこの味は、と思うのだ。

そして唐揚げがまた素晴らしい。秘伝の味としか書かれていないこの「鶏から揚げ」だが、とにかくビールにあうのだ。そればかりでなくチャンポンの野菜もビールにあう。いや、この呑み方(タンメンのようなものの具とビール)も随分久しぶりだな、と呑んだのだ。

鶏から揚げ

をかべ

ちゃんぽん亭総本家 彦根駅前本店
滋賀県彦根市旭町9-6