ユウカメロンユウカメロン


ユウカメロン

午前5時20分起床。浅草はくもり。優香(ユウカ)メロンを御存知だろうか。あたしはこの歳になって初めて知ったし初めて食べたのだが、これ(写真)は、長谷川さんからの贈与で、茨城県産のユウカメロンという。勿論「JAしおさい」の贈与でもある。

この黄色い皮の、そして優しい香りの贈りは早速あたしのおやつに登場である。家人はあたし用の為にと薄く切ってくれたが(糖質制限食の為だ)、これを一口ひとくちくちに入れるとびっくりする。堅そうに見える姿とは裏腹にじつは柔らかいのだ。

息子は一個の二分の一を一挙に食べたが、タネの部分の小ささに驚いてた。そうこれは捨てる部分が少なく食べる部分が非常に多い。そして、当然のように強烈に甘いのだ。しかし甘い、と書くと、砂糖の様な甘さ、と思われるかもしれないが、このメロンは複雑な甘さなのである。

その複雑さを書き表す語彙を、あたしは生憎持たないのは悔しいが、「甘い、そして暫くは持ちそう」、とは家人の印象である。家人の言葉はなんの変哲もないが、「暫くは待ちそう」とう女のもつ直感は凄いのかもしれない。

そして甘い香りが部屋を覆う。それは確かにメロンなのだが、食べていると独特の甘い香りを感じる。その甘い香りもさえ、なんて書いていいのか分からないもどかしさなだが、なんて不思議な、珍しい、そしてこんな大きなメロンを贈ってくれた長谷川さんにありがとうなのだ。

ユウカメロン