新しい日本型資本主義 
手羽先唐揚
鳥良商店 浅草すしや通り店
午前5時5分起床。浅草はくもり。この日はすしや通りに新しくできた鳥良商店 浅草すしや通り店に行ってみたのだ。鳥良商店は浅草にしては広い客室を持ち、鶏肉と酒を安く提供してくれる店、といったらよいだろうか。
中にはいるとチェーン店らしく元気な声で向かい入れてくれるが、これが小さな声で「いらっしゃい」だったら、成る程気持ちは萎えるわな、と思うし、それこそ「結界」はできるが、ここには「結界」という概念がない、というか造ったら負けなのだ。
次から次へとお客さんがくる。そういう店でなくてはならない。
メニューの註文には立派なタッチパネル式のタブレット端末で行うのでがあるが、最初の註文は店の人がとりにきてくれる。いや、ちゃんと考え込まれている仕組みだな、と思うが、それにしても、よくもまあ、こんなに多くのお客さんを処理できるものだ、と感心するのだ。
味はそれなりだが、手羽先唐揚の名古屋風、ジャガバタの北海道風、くわ焼きの宮崎風とよくもまあ似せてある。どれもがよくできたシュミラークルと云えようが、これはこれで面白い、と思う。どれも現地で食べるものには及ばないが、そんなことはどうでもいいのかもしれない。ここは「～のようなもの」を楽しめる人達が楽しむ為にある酒場なのだ。
鳥良商店 浅草すしや通り店
東京都台東区浅草1-12-9 東京会館1F
