粗挽き肉の黒餃子粗挽き肉の黒餃子


真っ黒な餃子-粗挽き肉の黒餃子

午前5時25分起床。浅草は雨。この日は「バーミヤン 浅草かっぱ橋店」で夕餉にしたが、実はインフルエンザの予防接種をしてきたあたしは、酒が呑めないという日だったのだ。どうしよう、と思うが、メニューを見れば真っ黒な餃子があった。名前を「粗挽き肉の黒餃子」という。わざわざ竹炭で黒くしたこの餃子を是非に食ってみようと思った。勿論酒抜きでである。

粗挽き牛肉と四元豚シルキーポークの合い挽き肉を黒胡椒でパンチを効かせた、というこの餃子がなぜかうまそうに見えたのだ。早速「粗挽き肉の黒餃子」を頼むと、普通の餃子(「本格焼餃子」)と「サンザシドレッシングの蟹サラダ」と「特製コク旨マーボー豆腐」を頼んでみたが、「サンザシドレッシングの蟹サラダ」と「特製コク旨マーボー豆腐」はどうでもよかったのだ。兎に角、「粗挽き肉の黒餃子」と普通の餃子を食べ比べてみたかったのである。黒と白である。あたしは灰色がいいのだが残念ながらそんなのはない(当たり前だ)。

予想通り二つは同時にやってきたので、まずは「黒餃子」から食べてみる。肉がパンパンに入っているのがわかる。おーこれが粗挽き牛肉と四元豚シルキーポークの合い挽き肉なのかと思う。黒胡椒のアクセントもいい感じで舌にピリリとくる。でも皮はもっとカリカリして欲しかった。やたらと食べた感じが重いのである。そして「焼餃子」を食べてみる。肉は黒餃子に比べればずっと少ないが、こちらの方が肉汁が多く感じられる。肉汁が口の中一杯に広がると、この広がりがバーミヤンの餃子を選ぶ理由だったことを思い出したのだ。

本格焼餃子

サンザシドレッシングの蟹サラダ

特製コク旨マーボー豆腐

バーミヤン 浅草かっぱ橋店
東京都台東区西浅草3丁目25-16