うどん☆人2合さんからの贈与「へぎそば」うどん☆人2合さんからの贈与「へぎそば」


今年の「年越しそば」も「越後長岡小嶋屋」の「越の海藻挽き生そば」だ

このうどん☆人2合さんの「越後長岡小嶋屋」の「越の海藻挽き生そば」には、まったく頭が下がる思いだ。年の変わり目になると必ず届くこの蕎麦は、いつもうちの「年越し蕎麦」となる。大晦日に「年越しそば」を食べる習慣は江戸時代に定着したと言われているが、その起源には諸説あり、有力なものが数々あげられているが、あたしは旧年の苦労や借金を切り捨てる説をとりたい。

蕎麦は切れやすい。それで旧年の労苦や災厄をきれいに切り捨てて新しい年を迎えることを願った、とする説である。「縁切りそば」「年切りそば」とも言い、借金を打ち切る意味で、「借銭切り」「勘定そば」とする。この場合は必ず残さずに食べなければならない。

なんともな説だが、蕎麦を食べ続けていると、蕎麦が切れやすいものだとわかるだろう。それに夕餉の後に食べる事も多い。蕎麦が消化がいいことともなにか関係があるのだろう。あたしは糖尿病の身体をいたわりながらされど蕎麦を食う、という言語矛盾に、きっと来年もいい年になるように、とお願いをしているのだ。

へぎそば