バナナ餃子バナナ餃子


バナナ餃子で夕食

午前5時30分起床。浅草は晴れ。「バナナ餃子」で夕餉である。店は「タイガー餃子会館浅草別館」で、たまに食べる中華料理は確かにうまい。このところ「中華」と云えば「キャラバン」か、「餃子」と云えば「末っ子」である。まあ、それらもたまにしか行かないのだが、「タイガー餃子館」もお忘れ無く、とばかりに歩くあたしにアピールしていたのである。夕餉の時間、店はかつてとは比べようもなく混んでいて、「二階にどうぞ」と思い切り二階に上げられたのだ。

この日は「バナナ餃子」の日だった。うまいのかまずいのか、と云われれば「うまい」と答えよう。しかしその「うまい」もあたしが恋い焦がれた味ではなく、一般的に云って「うまい」のである。この一般的に云って「うまい」は、実に妙な塩梅で出来上がっていて、へたをすれば「もう二度と食べなくともいいわ」、となってしまう。その要因も殆ど「バナナ餃子」には関係なく、外部にその原因がある場合が多いので困るのである。

その意味では「タイガー餃子会館浅草別館」はあたしの非「街的」な店の一つである。この店は色々と店名は変わっているが、元はと云えば同じ会社であり、こと浅草にある限りあたしの「街的」な店として存在している。しかし、店の店員さん達は残念なことに時々入れ替えなのだ。創業以来の人など独りもいない。「街的」で大事なことの一つに店員とのコミュニケーションがあるが、それは残念ながら叶わない。つまりここは非「街的」な店なのだ。

肉野菜炒

牛すじモツ煮

タイガー餃子会館浅草別館
東京都台東区浅草1-25-17