とん刺しとん刺し


てっぽうの辛みそ

午前5時30分起床。浅草は晴れ。この日は盛岡から下河原さんがおいでになり「喜美松」で一献とした。「喜美松」と云えば「とん刺し」だ。花のように美しい豚モツが花開いていたものだが、その「とん刺し」も(今は)原色が無くなってしまったのだ。レバーとキャンタマを茹でている。やはり色が抜けたようになって、なんだか元気まで無くなってしまうようだ。

しかし食べれば味は相変わらずの超一流、こんな凄いものを他の何処で食えるというのだ。でも色は重要なのだ。一皿における花(色のバランス)が違う。こればかりは何とも云いようがなくて、「類」に向かって「日本政府の馬鹿野郎(レバ刺しを返せ)」と書くのが精一杯だ。

それでも新たなオリジナルのメニューがあたしたちを待っていてくれる。そのオリジナルメニューから「てっぽうの辛みそ」なるものを頼んでみた。これは「てっぽう(直腸)」を薄切りにして胡瓜と辛みそであえたものだが、これが想像を超えてうまかったのはあたしが根っからのホルモン好きの生もあるだろうが、「喜美松」にも若い血が働いていることを知らせているのだなと思ったのだ。[浅草グルメマップ]

てっぽうの辛みそ

タン、レバー塩 おやじだんご

かしらみそ

喜美松
東京都台東区浅草4丁目38-2