桜エビご飯桜エビご飯


桜エビご飯

午前5時10分起床。浅草はくもり。盛岡から帰り、夜は雨の中、上野の「神保町焼肉センター」へ向かった。しかし店は満員。うまい処は皆知っているようだ、と納得したが、流石に寒く並ぶ気にもなれなかったので、「松坂屋」を冷やかしながら「吉池食堂」に向かったのだ。

「吉池食堂」は兎に角広いので、余程のことがない限り満員で入れないということはない(たぶん)。満員のはずはないと行けば、案の定、満員でなはなく直ぐに入れた。この日は家人との夕餉だったが、昼に一関の「青葉 直利庵」の「天大もり」を食べたため午後7時を過ぎてもまだ腹は減っていかなった。

とは云え、まずは一杯とばかりに「ちょい呑みセット」頼み、「山菜の天ぷら」と「だし巻き」と「桜エビご飯」をお願いした。この「桜エビご飯」は出来上がるまで30分程かかるらしく、まず最初にお願いしておいた。酒肴では「山菜の天ぷら」が今の時期だなというものが揃っていて楽しい。

特に「ふきのとう」の天ぷらはいい。これは天然物ではないのだろうが、あたしは天然の「ふきのとう」を食べたことがある。もっと鼻をつく苦さが特徴だった。若い頃は決してうまいとは思えなかったものが、今はこんなにうまくなる。どこでスイッチが入ったのだろうがと不思議がる。

そして一通り食べ終えた頃、うまい具合に「桜エビご飯」は登場するのだ。桜エビと細く切った油揚げと生姜。この組あわせだけでご飯は抜群にうまくなる。そして炊くのは土鍋だ。そう「お焦げ」が期待でいるではないか。と早速ご飯を混ぜれば、出てきましたよお焦げが。早速食べるが、いやはやうまいなー。でも、次の日の血糖値は悲惨だったのだけれどもね。

山菜の天ぷら

だし巻き

吉池食堂
東京都台東区上野3丁目27-12 御徒町吉池本店ビル