パンの田島のからあげタルタルソースパン
午前4時30分起床。浅草はくもり。この日は家でひとりで留守番だった。ランチには「パンの田島」の袋が置かれていて、まあ、中から好きなパンを選んで食べることができる。好きなもの、そう云われても相手は「惣菜パン」なのだ。血糖値のことは何も考えていないのだが、それを食べろ、とは面白いじゃないか。
あたしは袋の中から「からあげタルタルソースぱん」を選んでみた。この「惣菜パン」は前夜に買ってきたもので、冷えたパンをレンジでチンして食べる予定だったのだ。しかし、あたしはあえてレンジでチンせずにそのまま食べることにした。それは1日経った「コッペパン」は食べられなくなる、という家の言い伝えをあえて試す為にだ。
さっそく実食すれば、このパンは食べられる。それもかなりうまいのだ。
ただ、ちょっとパンが固く感じられるのはしょうがないとして、からあげもタルタルソースもキャベツの微塵切りも、かなりうまいままだったのだ。まあ、これは寒い1月のことだからかもしれないし、「パンの田島」が秘密の手を打ったからかもしれないが(笑)。
しかし、チェーン店のものを、それも1日経ったものを、うまいと云って食べるこの男(あたしのことだ)は一体誰なんだと思う。あれ程嫌っていたチェーン店じゃないか、もっと文句は言えないものなのか。長く親しんだ「街的」な店を一挙に無くしてしまうとちょっとショックが大きい千束通りの住人なのだ。
パンの田島 浅草ROX2G店
東京都台東区浅草1丁目24-9