コロッケのまんま デミグラスソース味コロッケのまんま デミグラスソース味


コロッケのまんま デミグラスソース味

午前4時15分起床。浅草は雨。セブンイレブンに行ったらこれが売っていたのである。「UHA味覚糖×たいめいけん」の「 コロッケのまんま 茂出木シェフ監場バージョン」、別名「コロッケのまんま デミグラスソース味」である。あたしゃ思わず買って来てしまったのだ。そして、その味を確かめる様に一つ食べてみた。

高級な味がしたのだわ(笑)。

高級と云っても、それは決して「~と比べて」高級だ、というものではない。なんだか知らないが高級な味なのである。サクサクした衣にかかった「デミグラスソース」がほんのりと甘い。そして、その香りが優しい。あたしは「たいめいけん」の「コロッケ」など食べたことはないが、確かにうまくやったように思う

こういうお菓子は、どうしても味をデフォルトしがちだが、これはある意味うまくまとまった味だ。ただ、このお菓子を、例えば蕎麦に入れてみても、高級な「コロッケ蕎麦」にはならない(若しかしたらだ、高級な「コロッケ蕎麦」になるかも知れないが)様に、このお菓子で、高級な何かを作ろうとしても無駄なのだ。

と云うか、これを何に足した処で、高級なものにはならないことを知っている。

でも「コロッケのまんま デミグラスソース味」は、何処かで高級な味のする(ような気がする)お菓子だ。ただ悪魔で「ような気分」だ。つまり、「コロッケ」とお菓子の「シュミラークル」と呼べばいいのだろうか。高級なのに高級ではない。この不思議なものを何と云えばいいのか。残念ながらあたしはそれを表す語彙を持っていないのである。

コロッケのまんま デミグラスソース味

下町コロッケのまんま