天龍餃子天龍餃子


天龍餃子

午前5時15分起床。浅草はくもり。この餃子は大きい。全長15cmはある。一個の餃子で、「王さまの餃子」の4つ分はある。朝餉を「ココノハ 東京スカイツリータウン・ソラマチ店」で食べたあと、管内を歩き周り、11時になったので、どこかで何か食べようとなった。

まったく観光客だよな、とひとりごちる。あれこれ見て回った結果、ソラマチ6Fの「銀座天龍 東京ソラマチ店」にデカい餃子があったので、それでは食べてみるか、となったのである。

この餃子、ただの「焼き餃子」がと思いきや、やっぱりタダの「焼き餃子」であった。ただデカいだけで、味は可もなく不可もなし、いや、ハッキリ云って味はない(と浅草に慣れたあたしは云ってしまう)。要は、タレで食え!と云っているような餃子なのだ。

普段、タレ無しで餃子を食べるあたしにとっては、この餃子を一口食べた時の落胆は大きく、「絶えない行列」、とこの餃子に列を作ることが書かれていたが、逆にそれに驚く。この店は(たぶん)餃子好きなら一度は入る。それぐらいこの店は餃子を大々的にフィチャーしている。

でも決定的に足りないものがある。それは味だ。味に特徴がないのだ。大きさは十分に大きいことは分かった。だけどもタダそれだけで終わってしまう。ついでに「唐揚げ」を食べるが、これも味がない。下味は確かについているが、浅草ではこれは下味とは呼ばない(たぶん)。この味の無さがこの店の特徴ならそれでいい。でも、(たぶん)あたしは二度と行かないと思うのだ。

唐揚げ

銀座天龍 東京ソラマチ店
東京都墨田区押上1丁目1-13 東京ソラマチ6F