蕎麦が好きだねぇ、ほんとに
午前4時30分起床。浅草はくもり。盛岡から帰る朝、ホテルの朝ご飯は抜きにして盛岡駅で冷麺を食べるつもりだった。たぶん9時には開くだろうと思い行った処「大同苑 フェザン店」は10時のオープンだった。時刻は8時過ぎだ。んーと考える。新幹線は11時50分を抑えていたが、食べられないならもっと早くてもいいかな、と考えていた。
しかし、思いついたのは、ここで蕎麦を手繰ろう、というもので、朝蕎麦なら「蕎麦にはち」があるじゃないか、と思ってしまったのだ。「蕎麦にはち」で蕎麦を手繰り、それから2時間したら冷麺を食べよう。苦し紛れの発想ではあるが、そうすることに決めた。
そして「にはち」に入ろうとすると、入口の処で愛憎を振りまく小さなカードが目についた。それには「ねばとろそば」と書かれていた。オクラ、納豆、玉子が入っている。「大戸屋」で自分で作って食べているものじゃないか、とこれには笑う。これに決めたと中に入った。
そして自販機へ。でも「ねばとろそば」は何処を探してもない。最近は押し寄せる歳のせいか自販機でメニューを探すのが苦手ときている。後に人が並び始める。焦る。こうなったら聞くしかない。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」と云うでははいか、と「ねばとろそばは何を押したら良いのでしょうか」と聞いたみた。
そしたら、「すみませね、ねばとろそばは10時になってからなんですよ」との答え。なに、10時になんなきゃ食えねぇのかよ!、と心の中で叫んだ。しょうがないので「せいろそば」を押し、止めりゃ良いのに大盛りのボタンも押した。かくして、またもや「せいろそば大盛り」で朝飯という具合なのだ。
蕎麦にはち
岩手県盛岡市盛岡駅前通1-44 1F