シュクメルリで呑むシュクメルリで呑む


チェーン店で呑むこと

午前4時10分起床。浅草は雨。この日は2月一杯でなくなる「シュクメルリ」で呑むことにした。「松屋 浅草店」でのことである、あたしは長い間チェーン店で呑むのは「なし」だと思っていた人で、「変わったわね」、と家人から云われる。自分でさえ不思議なのだが、最近はチェーン店で「ちょい呑み」をすることが多くなった。

それは「デニーズ」や、今はとてもじゃないが呑めたものではないのだが、「天丼てんや」は呑むものと理解していっていた。このチェーン店での「結界」の低さというのはそれだけで凄い。

でも、それだけではないだろう。たぶん「結界」の低さはたいして理由にはなっていないのだ。「ちょい呑み」に理由などはいらないのである。ちょいと呑みたいから呑むのである。めしの代わりに呑むのである。

シュクメルリで呑む

この日はランチとは云え、仕事がない日であった。さっそく昼間からビールをたのむ。すると今までどうだったのかは分からないのが、栓を抜いたビール瓶の上にガラスコップを被せてビールをさした。このスタイルが思うの他いい。急に最新版の松屋(それほど新しいくはないが)が、急に70年代に思えてくる。

そして「シュクメルリ」を単品でたのんだ。ご飯も味噌汁もない。スッピンピンの「シュクメルリ」である。それは口に入れるのも憚れるような灼熱の料理だ。鶏肉を一つ取る。口に運ぶと思い切り熱いのだ。口の中でハフハフいって食べているが、この特ビールを口に入れてやるのだ。あー「シュクメルリ」には、やっぱり冷たいビールだな、と思った瞬間である(でも糖質はしっかりあるんだよね)。

アサヒのスーパードライ

シュクメルリ

松屋 浅草店
東京都台東区浅草1丁目12-8 大山ビル