わざとらしい浅草。「タイガー餃子会館浅草別館」で「餃子」でちょい呑み。（浅草一丁目）

桃知商店よりのお知らせ

2021年10月 7日｜フレーズ

わざとらしい浅草。「タイガー餃子会館浅草別館」で「餃子」でちょい呑み。（浅草一丁目）

2020年3月14日（土）
チェーン店でごはん

バナナ餃子

タイガー餃子会館浅草別館

午前4時30分起床。浅草はくもり。この日は「タイガー餃子会館浅草別館」で「餃子」を酒肴にちょい呑みである。お昼の時間、さほど混み合うこともない店内で、一階の右端に陣地と決めて、この日は珍しくウーロンハイをもらい、まずはとメニューを見る。そして「バナナ餃子」、「パクチー餃子」、「揚げチリマヨ餃子」をもらう。

ご覧のように全部「餃子」だけをもらい、この日のランチのしようと云うのだが、ここの餃子は何と書いて良いのかは分からないのだ。決して不味くはない。「バナナ餃子」の異様な大きさの割りには食べ安い皮の出来、「パクチー餃子」のタイ系の香りとパクチーそのもの、そして「揚げチリマヨ餃子」のサクサクした口当たりとピリ辛の味。

わざとらしい浅草

微分していくと不味い要素は何もないように思える。しかし、これれは両手を挙げて「うまい」と褒め称えるには「何だかなー」なのである。それでも「タイガー餃子会館」で「餃子」を食べるのは、「餃子の王さま」ばかり食べている己に対する「アンチテーゼ」のようなものだと考える。

決して不味い餃子ではない（つまり作っている人の責任ではない）。しかし、店内に入り、わざと古臭く作った店内や、壁に描かれた「浅草タイガー」の文字、そして絵や、「餃子王と」書かれた絵をみると、なぜか反「タイガー餃子会館」になってしまう。余計に反発したくなるのだが、まあ、これも浅草かと一瞬の時を楽しむのだ。