うなめしギガ増し+ うなめしギガ増し+


宇奈とと

午前4時30分起床。浅草はくもり。「名代 宇奈とと 浅草店」というか「名代 宇奈とと」は、名前は知っていたが、入ったこともない店だった。この店、まだ中国から観光客が沢山来ていた頃には、店の前に行列をつくっていたのだ。勿論、インバウンドなのだが、それが新型コロナウイルス以降は行列を見ることもなくなっていた。

それが突然「宇奈とと」なのである。明日の夕餉はどうしよう、と最初から自分で作る気のないウチの家人が、スマホで検索していたのだ。そして見つけたのが「うなめしギガ増し+」なのである。しかし「うなめしギガ増し+」と幾ら云われても、「宇奈とと」を知らない身には何のことだか分からない。

うなめしギガ増し+

Webによれば、刻んだ鰻に海苔をトッピングした「うなめし」というのが「宇奈とと」にはあり、海苔の風味が鰻の味を引き立てているらしいのだが、これの鰻の量を約3倍にしたものが「うなめしギガ増し」で、それをさらにパワーアップさせたのが「うなめしギガ増し+」だそうだ。鰻の量は「うなめし」の約4倍もある(らしい)。

実を云えば、家人は「うなぎ」が大好きだ。いつも「鈴音」で食べる「うなぎ」を楽しみにしていた。それが、あたしの糖尿病に気を使い行かなくなってしまっていのだ。そんな彼女の見つけた「うなめしギガ増し+」だ。よし、明日の夜はあたしが取りに行ってくるよ、とスマホで予約を入れたのだ。

「うなめしギガ増し+」×2と「うまき」を注文して、翌日、自転車で取りにいってきた。早速食べると、いや、そのうなぎの量に驚かされる。なるほど、Webの通りだな、と初めて食べる「うなめし」を「うなぎ」に押し切られそうになりながらも食べてみた。ご飯は3分の1だけをもらうがうまい。

海苔の風味もよく、刻んだうなぎも柔らかい。いやこれはなんか得したような気分になった丼なのだった。ただウチの家人は、タレがもう少し甘いのがいい、と云っていたが、それでもこの「宇奈とと」、普通の鰻屋で食べる鰻丼を比べれば、(たぶん)4分の1ぐらいで、気楽に食べられる。誠に恐ろしいものがあったものである。

うなめしギガ増し+

うまき

うなめしギガ増し+

名代 宇奈とと 浅草店
東京都台東区花川戸一丁目5ー2