コロッケとハムカツコロッケとハムカツ


"夜の街"要注意

午前4時30分起床。浅草はくもり。昨日は東京都で新たに107人の人が新型コロナウイルスに感染していることが確認された。なんだこの数字はと思う。これは多いのだが、このグズグズとくすぶっているような感覚が、なにか気持ちが悪いのだ。都知事がいう「感染が拡大しつつある」ことには違いない。「感染拡大要警戒」、「"夜の街"要注意」だそうだが、どこか彼女の云うことが他人ごとのような感じがしているのは何故だろう。

コロッケとハムカツ定食

さて、なにを思ったか、この日のランチは「墨田区役所 食堂」で「コロッケとハムカツ」なのだった。茹でた「ジャガイモ」を潰し、小判型に成形し、小麦粉、卵、パン粉の順番でつけ、油で揚げて作られる「コロッケ」は、中身の食感と衣の食感の対比を味わう料理と云えよう。しかし、この料理にそんなことを求める人はいないだろう。

要は、冷凍を如何にうまく揚げてあるか、それだけなのである

一方、「ハムカツ」は、薄く切ったハムに、小麦粉、卵、パン粉をつけて揚げたものだ。ハムを、小麦粉、卵、パン粉の順番でつけ、これを170~180度の油で揚げる。「ハムカツ」はあたしの最も愛する揚げ物の一つだが、ことハムは上等でない方がよいのである。可能であれば赤ハムが最高だ。

しかしこれも同じく冷凍なのだ(だぶん)。冷凍がちゃんと揚げているか否かが、定食としての生命なのである。あたしはご飯は3分の1だけもらい、その3分の1の3分の1だけをいただいた。そして二つの揚げものには、醤油もソースも掛けずに食べた。どんな「コロッケ」と「ハムカツ」だろうが、こうして食べるのが一番うまいのである。[浅草グルメ]

コロッケとハムカツ

コロッケとハムカツ

墨田区役所 食堂
東京都墨田区吾妻橋1丁目23-20 墨田区役所1F