新しい日本型資本主義 
小柱天せいろ
雷門 田川
午前4時起床。浅草は晴れ。この日は雷門の蕎麦屋「田川」でランチとした。雷門から西の小道を少し行ったところにあるのだが、瀟洒に、と云うより「ある」という感じで店はある（笑）。初めて入ったのだが、まあ、（蕎麦屋は）「立ち食い蕎麦屋」の方が分かりやすくてうまい、と考えているあたしにしては珍しい選択だった。
小柱天せいろ
この日は「小柱天せいろ」をお願いした。「田川」は更科系の店で、（どちらかと云えば）その蕎麦は細くて白い。その上、量もたっぷりとある。この「小柱天せいろ」も、「小柱天」と、それから「海苔」を綺麗に3つに折って揚げたものに、「せいろ」がついてくる。その形は素晴らしい。
早速手繰ろうと蕎麦を箸で2，3本とった。すると、この蕎麦が（あたしの好みから云えば）やや柔らかいようなのだ。案の定、手繰ると蕎麦の反発はもう少し強い方がよかった、と思う。つけ汁は濃い。まあ、濃いのは分かっているから、蕎麦を3分の1だけ汁につけて食べる。柔らかいがうまい蕎麦だ。
「田川」には田川流の蕎麦がある
一方「小柱天」は堅かったのだ（笑）。蕎麦は柔らかくて、天ぷらは堅い。最近、蕎麦と云えば「立ち食い蕎麦」ばかり食べているので、舌が馬鹿になってしまったのかもしれないな、とも思う。しかし、「田川」には「田川流」の蕎麦がある。そしてそれを選ぶお客さんがいる、それでいいのだ、と思った。[浅草グルメ] [お蕎麦deランチ]
雷門 田川
東京都台東区浅草一丁目18-3
